Djangoでカスタムユーザーを作成し、管理画面にログインする方法

ステップ 1: accounts アプリを作成

python manage.py startapp accounts

---

ステップ 2: カスタムユーザーモデルの定義

accounts/models.py を以下のように編集します。

from django.contrib.auth.models import AbstractUser
from django.db import models

class CustomUser(AbstractUser):
    # 必要なら追加フィールドも定義可能
    pass

---

ステップ 3: カスタムユーザーをプロジェクトに設定

settings.py に次を追加：

AUTH_USER_MODEL = 'accounts.CustomUser'

---

ステップ 4: アプリをプロジェクトに登録

settings.py の INSTALLED_APPS に追加：

'accounts',

---

ステップ 5: マイグレーションファイルの作成と適用

python manage.py makemigrations
python manage.py migrate

---

ステップ 6: 管理画面でユーザーを操作できるようにする

accounts/admin.py を編集：

from django.contrib import admin
from django.contrib.auth.admin import UserAdmin
from .models import CustomUser

admin.site.register(CustomUser, UserAdmin)

---

ステップ 7: スーパーユーザーの作成

python manage.py createsuperuser

プロンプトに従ってユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力します。

---

ステップ 8: 管理画面にログイン

1. サーバーを起動：

   python manage.py runserver

2. ブラウザで http://127.0.0.1:8000/admin にアクセス
3. 作成したスーパーユーザーでログイン

ログイン後、Users と Groups が表示されていれば成功です。

---

補足：初めからカスタムユーザーを使う理由

• 拡張性が高い（将来電話番号やニックネームなどを追加しやすい）
• 最初からカスタムしておくことで後で変更するリスクを減らせる

---

おわりに

このステップで、Djangoアプリにカスタムユーザーを導入し、管理画面からユーザーを操作できるようになりました。次は、ログイン機能やユーザー登録フォームの作成に進むと、さらに実用的なWebアプリを作ることができます。

---